映画「湯徳章 私は誰なのか」

映画「湯徳章 私は誰なのか」宇土市民会館にて特別価格チケット販売
宇土市民会館では、映画「湯徳章 私は誰なのか」の劇場鑑賞チケットを販売いたします。
本作は、台湾の歴史の中で「正義と勇気の象徴」として語り継がれる弁護士 湯徳章(トゥン・テッチョン)の生涯を描いたドキュメンタリーです。
そしてこの物語は、実は宇土とも深い縁を持つ物語です。
■宇土から始まった一つの人生
湯徳章の父・坂井徳蔵は、1875年に宇土町(現在の宇土市)に生まれました。
坂井家は宇土本町で酒造業やハゼ栽培などを営んだ商家で、祖父・坂井民治は第1回宇土町会議員選挙で当選した町の名士でもありました。
徳蔵は家業を継がず、日清戦争後に日本が統治することになった台湾へ渡り、現地で警察官として働きます。
台湾で現地女性・湯玉と結婚し、1907年に生まれたのが 湯徳章 でした。
しかし徳章が幼い頃、父は西来庵事件で命を落とします。
父の志を胸に刻みながら成長した徳章は、やがて法律を学ぶため日本へ渡り、中央大学で学び、当時最難関といわれた高等文官試験に合格します。
その後台湾に戻り、台南で弁護士として活動を始めました。
■激動の時代の中で
1947年、台湾では 二二八事件 が勃発します。
国民党軍による弾圧が広がる中、徳章は市民を守るために奔走しました。
しかし彼は軍に逮捕され、厳しい拷問の末、台南市の中心部で公開処刑されます。
最期の瞬間、彼は
「台湾人万歳!」
と叫び、命を落としたと伝えられています。
その勇気と行動は、現在の台湾で「正義と勇気の象徴」として語り継がれています。
■現在の台湾では
現在、台南市では徳章の命日である 3月13日が「正義と勇気の日」 と定められ、
処刑された場所は 湯徳章紀念公園 と名付けられ、胸像が建てられています。
しかし、台湾でも日本でも、彼の人生を詳しく知る人は多くありません。
■宇土の人にこそ観てほしい映画
湯徳章という人物の人生をたどるとき、
その物語の始まりは、宇土から始まっています。
一人の宇土出身の青年が海を渡り、
その子が時代の渦の中で人々の命を守るために立ち上がった。
この映画は、遠い国の歴史の物語でありながら、
宇土からつながるもうひとつの歴史の物語でもあります。
だからこそ、
宇土に暮らす人にこそ、一度観ていただきたい作品です。
■上映情報
上映館:DENKIKAN(熊本市)
上映期間:2026年3月20日〜
■チケット販売
宇土市民会館では劇場鑑賞チケットを販売します。
販売価格 1,300円(通常1,500円)
販売開始 2026年3月7日〜
販売場所 宇土市民会館 事務所窓口

